インカムの話し方のコツ

インカムの話し方のコツ

インカムの話し方のコツ インカムを使って話している際に自分の声がぶつ切れになってしまい、相手に何度も聞き返されるというのはよく起こることです。
それを防ぐために、インカムでの話し方にはいくつかコツがあります。
まずは発声についてです。インカムを通した会話では、低音より高音の方が聞き取りやすいと言われています。
これは、携帯電話や無線LANなどの電波が干渉して、ノイズが発生するためです。
高い声の方が、このノイズに紛れにくいのです。
ですので、普段より少し高めのトーンで話すようにしましょう。
次に、マイクとの距離についてです。
インカムを使用する際は、マイクと適切な距離を保つよう心がけることが重要です。
マイクに近すぎる位置で話してしまうと、吐息がマイクに入ってノイズになってしまったりと聞き取りにくい原因になってしまいます。
最後に、話し始めるタイミングについてです。
ボタンを押してから数秒の間に話したことは、機械の挙動の問題で相手には届きません。
そのため、ボタンを押した後2、3秒数えてから話し始めるようにしましょう。

インカム使用時の音声の低音とノイズ、トーンについて

インカム使用時の音声の低音とノイズ、トーンについて インカムは、離れた相手とコミュニケーションと取るのに便利なアイテムです。
バイクやイベント会場などで幅広く使用されています。
目の前の相手との音声による会話ではなく、離れた相手との通信なので、送受信間には様々な阻害要因が存在します。
風切り音やロードノイズ、両者間の通信状態の変化、キャンセリング機能の副作用などです。
風切り音やロードノイズ対策としては、イヤホンの密着度を高めたり音量を上げることです。
通信状態の変化に対しては、最新の音声信号圧縮伸張方式を採用した機種や、受診した信号のデコード時のエラー訂正能力が優れた機種を選択することにより対処できます。
キャンセリング機能は、前述の風切り音などの対策に効果的ですが、過度なキャンセリングは、聞こえる低音の減少や音質やトーンに違和感が生じることが、副作用としてあります。
声を拾うマイクロホンの性能は、口とマイクの距離が非常に近いため、過度な指向性を求める必要はありません。
販売店で実際にインカムを装着し、様々な状況下での通話品質を確かめると、自分の使用環境にあった機種を選ぶことができます。