有線タイプの4ワイヤーインカム

有線タイプの4ワイヤーインカム

有線タイプの4ワイヤーインカム 即時性が高いのが魅力のインカムは無線タイプと有線タイプとがあり、4ワイヤーは有線タイプです。そんな4ワイヤーの特徴は音声の送りと戻りを分けた通信方式であることで、2ワイヤー方式と比べて値段は高くまりますがクオリティの高いコミュニケーションをすることが出来ます。音声の送り戻り共にツイスト・ペア線を使用したバランス伝送で送りと戻りにそれぞれ2本、合計4本の導体がいるのが名前の由来です。
音声信号をデジタル化していない理由は、信号を切り込んだり、取り出したりするのにアナグロの方が簡単だからです。つまり応用を重視してあえてアナグロ方式を採用しているからディレイが少ないのも魅力と言えます。あとこのインカムは電話と同様に相互通信が出来ます。ですがマイクをオンにした状態だと周囲のノイズが気になるので、プッシュトーク方式で会話をする事をお勧めします。送信スイッチでロックすることも可能で、ハンドフリーで会話も出来るのが魅力です。

有線タイプのインカム2ワイヤー

有線タイプのインカム2ワイヤー インカムとは一斉指令が必要な時に役立つアイテムで、無線タイプと有線タイプとがあります。そして有線タイプは2種類に分類出来、2ワイヤー方式と4ワイヤー方式です。ちなみに前者の方式は音声の送りと戻りを2本の導体を使って、電話みたいに同時送受信を行える通話システムということが出来ます。同時に複数の相手と通話可能なのが特徴で、パーティラインとも言います。接続する際には複数の子機を並列に繋いでいき、最終的には1台の電源供給装置に接続する仕組みです。
声の送りと戻りが同じラインだから自分の声が大きく聞こえてしまうのがデメリットと言えます。だから通常は2ワイヤー方式のインカムは自分の声と相手の声を逆相にして、自分の声が小さくなる様に設定されています。ですがサイドトーンを完全に失くすとインカムが使用可能か確認しにくくなるので、少し残すように調整されています。あまり子機の数を増やすと受信レベルが低下して、逆相ミックスのバランスが崩れてしまうので、その都度設定してトーン調整を行って下さい。